東北学院大学、メールサーバーが不正アクセスで不審メールや1,875件の情報流出懸念|サイバーセキュリティ.com

東北学院大学、メールサーバーが不正アクセスで不審メールや1,875件の情報流出懸念



画像:東北学院大学より引用

東北学院大学は2023年8月3日、同大に所属する教職員用メールサーバーに対する外部からの不正アクセスが発生し、教職員11名のアカウントが第三者に不正利用されたと明らかにしました。

同大が調査したところ、不正アクセスは2023年6月27日に発生したもので、何者かが対象メールサーバーを経由して3,241通もの不審メールを送信していたとのこと。また、被害を受けたメールアカウントのうち2件に登録されていた住所録から、同大教職員や学外関係者の氏名やアドレスなどの個人情報合計1,875件およびメール本文が学外流出した可能性が高いことが判明しました。

同大は判明後、パスワード変更など対策を実施し、流出が懸念される対象者らに個別に連絡を取っています。今後はアカウントパスワードの強化や多要素認証等の早期導入、情報セキュリティ教育などを通して再発防止に努めるとのことです。

参照不正アクセスを起因とする個人情報の漏えい及び迷惑メール送信について(ご報告とお詫び)/東北学院大学


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