ヤマハ、米国子会社復旧も新たにカナダ子会社ランサム感染を公表|サイバーセキュリティ.com

ヤマハ、米国子会社復旧も新たにカナダ子会社ランサム感染を公表



画像:ヤマハ株式会社より引用

ヤマハ株式会社は2023年7月20日、同社のカナダ販売子会社であるヤマハ・カナダ・ミュージック(YC)が何者かのサイバー攻撃を受け、ランサムウェアに感染していたと明らかにしました。

同社は2023年7月20日、先月6月に公表した米国子会社ヤマハ・コーポレーション・オブ・アメリカ(YCA)へのランサムウェア感染問題の続報を公表しました。これによると米国での復旧作業は既に完了しサービス再開へと漕ぎつけたものの、新たにカナダ販売子会社であるヤマハ・カナダ・ミュージック(YC)が何者かの攻撃を受けており、ランサムウェアに感染している事実が判明したとのこと。しかしながら、同社はYCへの対応も取っており、公表時点でシステムは復旧。正常に稼働していると発表しています。

感染報告が相次ぐ同社ですが、他のネットワークへの被害は否定しています。発表によると、同社はグループの国内拠点 15 箇所、海外拠点 40 箇所のネットワークについて調査を行いましたが、システムへの影響は確認されていないとのこと。同社は今後、セキュリティ強化を実施し再発防止に努めるとしています。

参照米国子会社への不正アクセスについて(第 2 報)/ヤマハ株式会社


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