川崎市のスポーツセンター管理者、誤送信で92名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

川崎市のスポーツセンター管理者、誤送信で92名のアドレス流出



画像:川崎市より引用

川崎市は2023年5月9日、川崎市高津スポーツセンターの指定管理者が電子メールを誤送信し、92名のメールアドレスが流出したと発表しました。

川崎市によると、高津スポーツセンターでは施設の利用キャンセルが発生した際、希望者に空き状況を通知するためのメールサービスを展開していました。ところが、2023年5月3日に空き状況を配信する際、「誤って全員を宛先に加える形で送った(原文ママ)」ことが判明しました。

電子メールは通常、メールアドレスを宛先(To)欄に入力すると送信先にも入力したアドレスが表示されます。川崎市の事案では92名のアドレスが宛先欄に入力されたため、92名の間で意図せずお互いのメールアドレスが表示される事象が発生しました。

スポーツセンターの管理者はこのため、対象者に連絡を取り謝罪し、誤送信メールの削除を依頼しました。報告を受けた川崎市は情報管理体制を徹底するよう、指定管理者に求めると発表しています。

参照川崎市高津スポーツセンター指定管理者による個人メールアドレスの流出について/川崎市


SNSでもご購読できます。