画像:社会医療法⼈財団 慈泉会 相澤病院より引用
社会医療法⼈財団慈泉会・相澤病院はこのほど、同院に所属していた元職員Aが同院患者や家族ら3,137名の個人情報を不正に持ち出し、別の病院で治療を受けるよう勧誘していたと明らかにしました。
説明によると、2023年1月に同院の患者から「別の病院で治療を受けるよう元職員Aから連絡があった」旨の連絡を受けたとのこと。同院が調査したところ、元職員Aが後輩職員Bに業務マニュアルの閲覧を依頼しており、患者情報の流出に繋がった可能性があるとしています。
同院はその後、個人情報保護委員会に報告し、警察に告訴状を提出しました。流出が懸念されるのは、同院で透析や⾼気圧酸素療法治療を受けていた患者や家族で、同院は対象者らに謝罪。見知らぬ番号からの連絡に注意するよう呼びかけました。
参照患者さん個人情報漏えいについて/社会医療法⼈財団 慈泉会 相澤病院