画像:東京都より引用
東京都は2023年1月30日、都が開催するセミナーの委託事業者が電子メールを誤送信し、受講者のメールアドレス9件が流出したと明らかにしました。
説明によると、委託事業者は2023年1月28日、都から受託した「第3回ボランティアを応援するセミナー」の一部受講者に向け、案内メールを外部一斉形式で送信しました。ところが、担当者はメールアドレスを入力する際、本来アドレスを非表示にする「BCC」とすべきところを誤って「宛先」欄に入力し、送信していたとのこと。
これにより、メールを受信した受講者間でお互いのメールアドレスが見える状態になりました。
東京都は誤送信の原因について、事業者の例外的な対応を指摘しています。
事業者では普段、専門部署がメール一斉送信ソフトを使用し送信していましたが、同件については例外的に担当者1名で送信処理していたとのこと。
このため、東京都は委託事業者に対し、今後外部メール送信時は複数名により確認し、例外的な対応を取るときは東京都に報告するよう指導しました。
参照個人情報の漏えいについて(メールアドレスの流出)/東京都