画像:嘉手納町より引用
沖縄県嘉手納町は2023年1月26日、町の町民保険課住基年金係が住民に宛てた電子メールを誤送信し、2022年4月1日~2022年7月13日に異動届を受け付けた住民675名分の個人情報(氏名、住所、異動事由など)を誤送信したと明らかにしました。
嘉手納町によると、係は2022年11月29日に住民から寄せられた住民登録に関する問合せに対応するため、参考資料を添付し電子メールを送信しました。ところが、担当者が本来添付すべき届様式(ひな形のようなもの)ではなく、住民個人情報を含む異動届の見出しを添付していたとのこと。届様式と異動届の見出しファイルは別の場所に保管されていましたが、職員は業務効率化のため、異動届の見出しファイルのコピーをデスクトップに添付していました。
係は誤送信時、ミスに気付いていませんでしたが、2023年1月3日になり受信した住民より嘉手納町に連絡が入り判明しました。嘉手納町はこのため、誤送信メールの削除を依頼するとともに、流出対象となった住民らに文章で謝罪しています。
なお、嘉手納町は誤送信の原因が担当者の確認ミスによるものと判断。今後は再発防止に努めるとしています。