メーター交換業務で個人情報を不正取得し連絡、大阪市委託従業員|サイバーセキュリティ.com

メーター交換業務で個人情報を不正取得し連絡、大阪市委託従業員



画像:大阪市より引用

大阪市水道局は2022年11月2日、水道メーター取換業務の委託先従業員が業務上取得した情報を利用して水道契約者のSNSを特定し、不正にコンタクトを取っていたと明らかにしました。

大阪市水道局によると2022年9月23日、水道契約者から「水道メーター取替業者からLINEで個人的なメッセージが送られてきた」と連絡が入りました。同市ではメーター取換業務を委託していたため、委託先事業者に確認したところ、契約者居住物件にて水道メーターを取替えた従業員が業務上知った契約者の個人情報を利用し、契約者のLINEアカウントを突き止めていた事実が判明しました。

大阪市は事案について、委託業務における著しく不適切な行為と判断し、委託先事業者に厳しい指導を実施したと説明しています。また、大阪市は対象となった水道契約者にメールにて謝罪しましたが、公表時点で応答が得られていないとのことです。

参照報道発表資料 水道メータ取替業務委託における不適切な個人情報の取り扱いについて/大阪市


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