不慣れなシステムで操作誤り、コロナ感染・疑いの個人情報など流出|サイバーセキュリティ.com

不慣れなシステムで操作誤り、コロナ感染・疑いの個人情報など流出



画像:那珂市より引用

茨城県那珂市は2022年10月14日、市の菅谷保育所に所属する職員が保育所用の配信システムを誤操作し、本来添付すべきでない4名の個人情報を流出したと明らかにしました。

那珂市によると、誤送信は2022年10月11日に起きたもので、職員が業務上の理由からシステムにPDF化した文章を添付する際、誤って新型コロナウイルス感染症の発生や疑いに関する4名の個人情報を記載した別の文章を添付するミスを起こしたとのこと。

配信時、職員はミスに気付いていませんでしたが、受信した一部の保護者から連絡があり発覚。那珂市は確認の上で対象者らに謝罪し、ファイルの削除を依頼しています。

那珂市は誤送信が起きた理由として、「保育所配信システムの運用開始間もないこと」を挙げています。職員がシステムの操作に十分に習熟しておらず、発生したミスであると説明。今後は文章作成者および決裁者双方による確認を徹底し、再発を防止するとしています。

参照菅谷保育所の保育所配信システムの誤配信による個人情報の漏えいについて/那珂市


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