画像:社会医療法人 さいたま市民医療センターより引用
さいたま市民医療センターは2022年9月21日、同センターが所有する入院患者の診療情報が記録されたデジタルカメラを紛失したと明らかにしました。
説明によると、デジタルカメラの紛失は2022年8月23日に発覚しています。同院は発覚後、センター内を捜索したものの公表時点で発見には至っていません。
デジタルカメラ内には入院患者40名の顔を含む病変部位108枚が記録されていたことがわかっています。ただし、データ内には患者の氏名やIDが含まれておらず、個人を特定できる画像データは顔を撮影した写真1枚のみ。また、公表時点で情報流出を裏付ける事実や不正利用等も確認されていません。
同院によると画像データは電子カルテに移動するためのものでした。同院はこのため、今後はデータ移動した画像は速やかに削除すると発表。合わせて、カメラの保管状況の確認などを徹底し、再発を防止するとしています。
参照診療情報を保存したカメラの紛失に関するお詫びとご報告/社会医療法人 さいたま市民医療センター