JR西日本グループの山陽SC、不正アクセス受け情報流出懸念|サイバーセキュリティ.com

JR西日本グループの山陽SC、不正アクセス受け情報流出懸念



画像:山陽SC開発株式会社より引用

JR西日本グループの山陽SC開発株式会社は2022年9月26日、同社サーバーにて不正アクセスが原因と見られるシステム障害が発生し、情報流出の可能性が浮上したと明らかにしました。

同社によると2022年9月19日、同社サーバーにてシステム障害が発生したため調査したところ、社内業務用に使用するクラウド上のサーバーおよびパソコンが外部からの不正アクセスを受けた可能性が判明しました。同社によると被害サーバーには同社の顧客や取引先、従業員情報など合計7,950件が記録されていました。

同社は対象情報の流出を裏付ける事実は確認されていないとする一方で、対象情報の流出を否定できない状況にあると説明しています。公表時点で攻撃者が用いた具体的な手口や攻撃の経路は判明していませんが、同社は現在、セキュリティ調査を専門とする第三者調査機関と協力し調査しており、必要な対策を講じ再発を防止するとのこと。

なお、同社は駅ビル商業施設の「岡山一番街」や「さんすて岡山」などを運営していますが、影響は否定しています。

参照弊社サーバーへの不正アクセスによる個人情報流出の可能性のお知らせとお詫び/山陽SC開発株式会社


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