「対応マニュアルなし」、雲南市でコロナ感染児童名簿を誤送信|サイバーセキュリティ.com

「対応マニュアルなし」、雲南市でコロナ感染児童名簿を誤送信



島根県雲南市の雲南市教育委員会は2022年8月8日、市立木次小学校が新型コロナウイルスに感染したり、感染者と接触した児童5名の氏名や所属を記載した名簿を、誤って全児童の保護者174名に誤送信したと明らかにしました。

雲南市教委によると、誤送信メールは教員間での情報共有を目的として作成されたものですが、担当者が送信先を指定する際、誤って学内の全保護者を対象にするミスを起こしたとのこと。電子メールは一斉送信形式で行われたため、送信先となった全員に名簿が流出しました。

雲南市教委は誤送信について、受信者の一部から流出について指摘が入り、事態が明らかになっています。このため、保護者に対してメールの内容を口外しないよう求めたとしています。

誤送信時の対応マニュアルがないと説明

雲南市教育委員会は誤送信に伴い、委員会では電子メール誤送信時の対応マニュアルが存在しないことを明らかにしています。

雲南市教委はこのため、今後はマニュアルを作成するなど対応を取ると説明。再発を防止する考えを明かしています。

参照新型コロナ感染の児童名記載メールを誤送信 島根県雲南市/日本海テレビ


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