東京都、コロナ対策リーダーに別店舗のURLを誤送信|サイバーセキュリティ.com

東京都、コロナ対策リーダーに別店舗のURLを誤送信



画像:東京都より引用

東京都は2022年7月22日、飲食店舗向けの感染防止対策「コロナ対策リーダー」の専用ページURLを記載した電子メールを誤送信し、一部リーダーの個人情報が閲覧可能な状態になったと明らかにしました。

説明によると東京都では2022年7月22日、合計77の店舗リーダーに向け登録店舗専用のマイページURLを添付し、外部送信しました。ところが、メールに記載されたページURLは送信先とは異なる店舗のものであり、担当者は気付いていなかったとのこと。

その後、メールを受診した一部リーダーから「別の店舗のマイページに接続される」旨の指摘が入り事態が発覚。マイページでは店舗リーダーの氏名やメールアドレス等の情報が記録されていたため、東京都は閲覧制限をかけましたが、一時的に第三者閲覧可能であったとして謝罪しました。

確認不足による誤送信

東京都は誤送信の原因として確認不足を挙げています。

送信先の店舗にはそれぞれIDが割り振られていましたが、これらが店舗のメールアドレスと一致している事を確認せずに送信したため、流出が起きたとしています。

東京はこのため、今後は個人情報の取扱について関係職員に周知するとともに、業務フローの再確認やダブルチェックも徹底するとしています。

参照個人情報を含むEメールの誤送信について/東京都


SNSでもご購読できます。