三重県社会福祉協議会、誤送信でメールアドレス297件流出|サイバーセキュリティ.com

三重県社会福祉協議会、誤送信でメールアドレス297件流出



画像:社会福祉法人 三重県社会福祉協議会より引用

社会福祉法人三重県社会福祉協議会は2022年7月8日、三重県から受託している「福祉・介護人材マッチング支援事業」の案内メールを誤送信し、関連サービスの登録法人のメールアドレス297件が流出したと明かしました。

三重県社会福祉協議会によれば、同会では開催が予定されていた「福祉の就職フェア in みえ」の開催を案内するため、職員が登録法人充てに外部一斉形式の電子メールを送信しました。ところが、担当職員は送信形式を指定する際、同報者全員のアドレスを表示する「宛先(To)」を指定し送信しました。

同会および担当職員は流出に気付いていませんでしたが、メールを受信した一部の事務所が協議会に連絡したことにより流出が発覚。同会は送信先に謝罪し、メールの削除を依頼しました。

マニュアル作成しダブルチェック実施

三重県社会福祉協議会は誤送信の原因を、職員の不注意と説明しています。

説明によると、同会では外部メールを送信する際「Bcc」で送信すべきとしていましたが、担当職員が誤ったことにより発生したと説明。同会はこのため、今後は再発防止向けマニュアル等を作成し共有するとともに、複数名による送信前チェックを実施する考えを明かしました。

参照メールアドレスの流出について(お詫び)/社会福祉法人 三重県社会福祉協議会


SNSでもご購読できます。