キンコーズ、不正アクセスでユーザーの名刺情報など2,438件流出か|サイバーセキュリティ.com

キンコーズ、不正アクセスでユーザーの名刺情報など2,438件流出か



サービス業画像:キンコーズ・ジャパン株式会社より引用

プリントサービスなどを展開するキンコーズ・ジャパン株式会社は2022年7月4日、同社の管理するサーバーが外部から不正アクセスを受けたことにより、過去同社サービスを利用したユーザーの印刷情報が2,438件が、消失または流出した可能性があると明らかにしました。

キンコーズ社によれば、同社では2022年6月より既存ユーザーが再注文した際、エラーとなる事象が起きていました。同社は当初、プログラムの誤作動と見ていましたが、途中、不正アクセスの可能性を疑い調査したところ、2022年6月24日にサイバー攻撃の痕跡が確認されました。

なお、同社によると、データベースには名刺やハガキなど2,438件の注文データが記録されていましたが、このうち1,741件には氏名や住所など個人の特定に繋がりかねない情報が含まれていると判断。情報流出の可能性も否定できないとして謝罪しました。

原因究明に向け更なる調査を実施

キンコーズ社は現在、攻撃を受けるに至った経緯や原因など、一連の事案の詳細を明らかにするため更なる調査をしています。

同社によると、公表時点で認証IDの更新など攻撃を食い止める措置は実施済みで、故事音情報保護委員会への報告も完了しているとのこと。今後は影響が懸念されるユーザーに個別に連絡を取るとともに、さらなるセキュリティ強化を実施する考えを明かしています。

参照当社サーバーへの不正アクセスに関するお知らせ(第一報) お客様の個人情報流出可能性のお知らせとお詫び/キンコーズ・ジャパン株式会社


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