野村不動産、会員向けメール誤送信でアドレス1,023件流出|サイバーセキュリティ.com

野村不動産、会員向けメール誤送信でアドレス1,023件流出



画像:野村不動産株式会社より引用

野村不動産株式会社は2022年5月13日、従業員が同社の展開する実証事業の会員ユーザー向けに発信した電子メールを誤送信し、対象者のメールアドレス1,023件が流出したと明らかにしました。

原因はメール発信前の送信形式の指摘ミスによるものです。2022年5月12日、同社従業員が会員ユーザーに業務上の理由から3度に分割し外部一斉メールを発信したところ、本来「Bcc」にすべきところを「宛先(To)」に設定するミスを起こしたとのこと。

これにより、ユーザー間でお互いのメールアドレスが表示されてしまう事態が発生。送信から約90分後に受信者から指摘を受け、流出が明らかになったとしています。

謝罪とともに削除依頼、再発防止策策定へ

野村不動産株式会社は誤送信把握後、対象となった会員ユーザーに向け電子メールを発信し謝罪するとともに、誤送信メールの削除を依頼しました。

原因と踏まえてか、同社は今後、外部向けの電子メールを送信する際に遵守すべき事項を再整備するなど対策を発表。事業にかかわる全従業員に対する周知や教育を通じて、再発を防止するとしています。

参照電子メール誤送信による個人情報の流出に関するお詫び/野村不動産株式会社


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