新卒採用試験で氏名や合否結果を誤記載し送信、住友ゴム|サイバーセキュリティ.com

新卒採用試験で氏名や合否結果を誤記載し送信、住友ゴム



画像:住友ゴム工業株式会社より引用

住友ゴム工業株式会社は2022年4月12日、同社の新卒採用活動に関連する電子メールにおいて誤記載が発生し、個人情報の流出が確認されたと公表しました。

説明によれば、同社は2022年4月7日、新卒採用試験1次試験の受験者に向け合否結果を通知するため電子メールを発信しました。ところが、宛先とは異なる氏名や結果を本文に記載したまま送信するミスが発生したとのこと。

これにより、送信先となった学生9名の間で自身と異なる氏名や結果が通知される事態が発生。住友ゴムは謝罪し、電子メールの削除を依頼しました。

手作業工程削除で再発を防止

住友ゴム社によれば、誤送信の原因は操作ミスによるものです。

説明によると、同社では採用管理システムからデータをダウンロードし通知する仕組みでしたが、手作業の工程が追加されたことによりミスが発生したとのこと。

同社はこのため、今後は採用活動において手作業でデータを加工する工程を削除するほか、事案を周知することで再発防止に努めると発表。個人情報を含むメールを送信する際、内容確認を徹底するよう社内啓発も行うとしています。

参照[お知らせ]新卒採用活動における電子メール誤送信のお詫び/住友ゴム工業株式会社


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