緑の安全推進協会がEmotet感染を発表、関係先に注意喚起|サイバーセキュリティ.com

緑の安全推進協会がEmotet感染を発表、関係先に注意喚起



画像:公益社団法人緑の安全推進協会より引用

公益社団法人緑の安全推進協会は2022年4月15日、協会に所属する職員の端末がEmotetに感染した影響で、端末内に記録されていた35件のアドレスデータおよび3,265件の電子メール情報が流出した可能性があると明らかにしました。

説明によると感染の原因となったのは2022年3月15日に確認された協会関係先を装ったなりすましメールで、職員が気付かずアクセスした事実が判明しているとのこと。当時、協会は事態に気付いていませんでしたが、外部より協会を装った不審メールが発信されていると指摘を受け調査したところ、Emotetの存在が発覚しました。

発表によると、協会は感染発覚後、該当する端末からEmotetを除去しています。また、協会内の他の端末についてもセキュリティチェックを実施し、安全を確認したとしています。

感染発覚後すぐに注意喚起

Emotetは感染した端末からメール情報などを引き出して、これを引用した不審メールをばらまいてしまうマルウェアです。

このため、緑の安全推進協会は同日中に、協会会員や関係先等に別系統のメールにて注意喚起を行ったとしています。また、今後は協会内のセキュリティパスワードを定期的に変更するなどして、セキュリティ対策を強めるとしています。

参照「当協会PCのマルウェア“Emotet”感染について(お詫びとご報告)」/公益社団法人緑の安全推進協会


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