画像:デジタル庁より引用
デジタル庁は2022年4月1日、同庁職員が電子メールを誤送信したことにより、外部のメールアドレス5件が流出したと明らかにしました。
説明によれば、誤送信は新型コロナワクチン接種照明書アプリのヘルプデスクで起きたもので、担当者が寄せられた問合せに対してメールでの返信を試みたところ、本来「BCC」で送信すべきところを「To」で送信するミスを起こしたとのこと。
これにより、送信先となった5件のアドレス間でお互いのメールアドレスが表示される事象が発生。ミスに気付いたデジタル庁は誤送信先に謝罪しました。
人的エラーにより誤送信
デジタル庁は、誤送信の原因を人的エラーと位置づけ対処しています。
説明の通り、誤送信は担当職員はチェック不足から起きたものですが、デジタル庁では誤送信発生以前から外部からの問合せに対してBCCで解凍するよう定めていました。
同庁はこのため、今後はメール送信時の宛先設定の確認を徹底すると発表。再発防止に努めるとしています。