画像:内閣官房より引用
内閣官房は2022年3月11日、内閣人事局に所属する職員が外部に発信したメールを誤送信し、送信先となった4名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。
説明によれば、誤送信の原因は送信形式の入力ミスによるものです。人事局の職員が業務上の理由から外部の4名に一斉送信する際、アドレスを隠すために「BCC」を指定すべきところ、誤って「TO」を指定したまま送信するミスを起こしたとのこと。
これにより、送信先4名の間でお互いのメールアドレスが表示される事態が発生。内閣官房は謝罪しました。
ダブルチェックやシステム活用を徹底
内閣官房は今後、メール誤送信防止機能の活用および、送信前に複数名で誤りの有無をチェックするとしています。
メール誤送信はヒューマンエラーにより発生する事案であるため、完全な防止は難しいとされています。ヒューマンエラーはダブルチェックやシステム面からの制御により大幅に減らすことが可能ですが、十分に徹底されないこともあり、各組織で誤送信が発生しています。
参照内閣官房内閣人事局におけるメールアドレス取扱いの不備について/内閣官房