丸山製作所もEmotet感染、被害急拡大の危険性|サイバーセキュリティ.com

丸山製作所もEmotet感染、被害急拡大の危険性



画像:株式会社丸山製作所より引用

株式会社丸山製作所は2022年2月9日、同社グループ企業に所属する従業員の端末がマルウェア「Emotet(Emotet)」に感染したと明らかにしました。

丸山製作所によれば、感染が判明したのは2022年2月8日で、被害端末に記録されていたメールアドレスや送受信履歴が流出したとのこと。Emotetは感染後に流出情報を引用しメールを送信することで知られていますが、既に同社従業員を名乗る不審なメールが確認されており、流出情報が悪用されている状況です。

Emotetは感染後、外部組織などへ被害を及ぼす可能性があるマルウェアです。このため、丸山製作所は同社を名乗るメールを受信した場合、正規ドメイン「*****@maruyama.co.jp」等を確認するよう公式サイトで呼びかけたほか、不審なメールである場合、添付ファイルやURLへアクセスしないよう求めています。

Emotet急拡大の動き

一度は落ち着いていたEmotetですが、2022年1月末頃から急速に感染を広げる動きを見せています。

国内においては2022年1月28日に積水ハウス株式会社がEmotetへの感染を公表したほか、2022年2月にはライオン株式会社、テスコム電機株式会社、社会福祉医療法人大雄会などが続々と公表しています。

Emotetは感染後、組織外にも被害を及ぼします。このため、被害を受けた法人らは不審メールの発生や添付ファイルの危険性に注意するよう呼び掛けています。

参照弊社を装った不審メールに関するお詫びとお知らせ/株式会社丸山製作所


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