
画像:株式会社日能研より引用
中学受験関連サービスを提供する株式会社日能研は2022年1月29日、同社のホームページデータの格納先であるウェブサーバーが何者かのサイバー攻撃を受け、最大28万106件のメールアドレスが流出した可能性があると明らかにしました。
日能研によれば、同社が事態を把握したのは2022年1月11日のことで、攻撃者は不正なコードを注入し本来運営側が想定しない事態を引き起こす「SQLインジェクション」と呼ばれる手口で同社のウェブサーバー攻撃し、情報を窃取した疑いがあるとのこと。
ただし、同社が調査したところ、流出懸念の生じているデータはメールアドレスに限定され、住所や電話番号に講座情報および成績関連データなどは流出対象外と判明。同社は攻撃者の接続元を遮断したうえで原因となった脆弱性を修正したとしています。
スパム等に悪用の可能性、注意喚起メールを発信
日能研は現在、不正アクセスによる情報流出の懸念が生じているユーザーに向け、順次謝罪と注意喚起のメールを送信しています。
同社によると、メールアドレスが悪意のある人物に渡った可能性から、今後スパムメールやフィッシング詐欺メール等に利用されかねない状況とのこと。このため、対象ユーザーに不審メールに促されるままパスワードや個人情報を入力しないよう、注意を呼び掛けています。
参照不正アクセスによるメールアドレス流出の可能性に関するお詫びとお知らせ
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- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
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