
画像:株式会社石橋楽器店より引用
株式会社石橋楽器店は2022年1月11日、同社が運用しているウェブサーバーに対するサイバー攻撃が発生し、過去同社が提供するポイントサービスに登録したユーザーのメールアドレス9万8,635件が流出した可能性があると明らかにしました。
発表によると、攻撃者はデータベースに不正なコードを注入して情報を抜き取る「SQLインジェクション」と呼ばれる手口で同社に対する不正アクセスを仕掛けたとのこと。同社が攻撃を把握したのは2021年12月20日のことで、メールアドレス9万8,635件を記録したデータベースへのアクセス経歴が確認されたとしています。
なお、被害の原因は同社が運用していた自社プログラムファイルの脆弱性です。このため、同社は被害判明後、自社プログラムの運用を停止する対応を取りました。
不審メールやなりすましログインの可能性
石橋楽器店によると、攻撃者は同社が保有する会員メールアドレスに対して不正アクセスを仕掛けており、今後流出対象者に不審なメールの発生やメールアドレスを登録する形式の第三者サービスに対する不正アクセスが発生する可能性があるとしています。
このため同社は、不審なメールが確認された場合は開封しないよう求めたほか、メールアドレスを登録する第三者サービスについても推測可能なパスワードを使用しないよう呼びかけました。
なお、同社は今後、外部専門機関による脆弱性診断を実施し、サーバーシステムおよびホームページのセキュリティを強化すると発表。不正アクセスへの対策力を高め再発防止に努めるとしています。
参照株式会社石橋楽器店への不正アクセスによる情報流出の可能性に関するお詫びとお知らせ/株式会社石橋楽器店
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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