全国社会福祉協議会、出版サイト不正アクセスで会員アドレス4万1,970件が流出|サイバーセキュリティ.com

全国社会福祉協議会、出版サイト不正アクセスで会員アドレス4万1,970件が流出



画像:社会福祉法人 全国社会福祉協議会より引用

社会福祉法人全国社会福祉協議会は2021年12月23日、協議会出版部のホームページ「福祉の本 出版目録」に対する外部からのサイバー攻撃が発生し、過去同社から書籍を購入したユーザーや会員登録したユーザーのメールアドレス4万1,970件が流出したと明らかにしました。

社会福祉協議会によれば、不正アクセスは2021年12月13日に確認されたもので、協議会は直ちにホームページを停止する措置を講じています。

その後調査したところ、協議会が保有していた顧客メールアドレスが外部流出した事実が判明したとのこと。流出した情報はメールアドレスのみであり、氏名や住所、クレジットカード情報など他の情報は含まれていないとしています。

個別に連絡を取り謝罪と説明

全国社会福祉協議会は現在、不正アクセス被害が生じた会員らに個別に連絡を取り、謝罪と説明をしています。

なお、協議会は今後の対策として、被害サイトにてアクセス制限の強化などセキュリティ強化を実施すると発表。あわせて、被害サイトにて安全性を検証し、管理体制も強化する方針です。

参照ホームページへの不正アクセス被害についてお詫びとお知らせ/社会福祉法人 全国社会福祉協議会


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