HDD紛失で156名のデータが所在不明に、半田病院|サイバーセキュリティ.com

HDD紛失で156名のデータが所在不明に、半田病院



画像:半田市より引用

半田市は2021年10月18日、同市が運営する半田市立半田病院にて、同院が保有する患者156名分の超音波検査動画データを記録したハードディスクドライブを紛失したと明らかにしました。

半田市によると、紛失したハードディスクドライブは2017年~11月13日~2019年7月16日にかけて撮影された動画データが記録されており、ワイヤー錠で固定する形で保管されていました。

ところが2021年10月11日、職員がバックアップ作業のためにハードディスクドライブの使用を試みたところ、紛失している事実が発覚。市が最後にハードディスクを確認したのは紛失発覚より約1年前の2020年10月23日のことであり、期間中になんらかの要因で所在不明になったと見られています。

半田市によると、記事発表時点でハードディスクは見つかっていません。

発表によると、市は紛失発覚後に院内の捜索や職員への聞き取りを実施したものの、発見には至らなかったとのこと。

このため、半田病院は紛失対象となる患者らに個別に連絡を取り、謝罪するとしています。

参照半田市立半田病院におけるハードディスクドライブの紛失について/半田市


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