画像:株式会社工芸精器製作所より引用
株式会社工芸精器製作所は2021年3月22日、同社が発信した電子メールについて誤送信が発生し、送信先243件のメールアドレスおよび氏名情報などが外部流出したと明らかにしました。
発表によると、同社は2021年3月17日に外部メールを発信する際、マクロ実行の操作ミスにより、本来宛先ごとに1通ずつ送信されるべきところ、「TO」に全てがセットされた状態で送信されてしまいました。
これにより送信先でお互いのメールアドレスが表示されてしまう事象が発生し、メールの流出が確定したとしています。
新システムの導入で再発防止へ
株式会社工芸精器製作所によると、メール送信業務の担当者自身がミスに気付き、誤送信が発覚しました。
このため、同社は誤送信先に向けて謝罪し、誤送信メールの削除を要請しています。また、今後の再発防止策として、新たにシステムを導入し、1件ずつメールを送信すると発表。合わせて、マクロによる一斉送信は中止すると発表しています。