朝日インテック、不正アクセスで対処迫られメールシステムなどに障害発生|サイバーセキュリティ.com

朝日インテック、不正アクセスで対処迫られメールシステムなどに障害発生



画像:朝日インテック株式会社より引用

朝日インテック株式会社は2020年11月11日、同社のグループで運用するITシステムにて、メールシステムやファイルサーバーの障害発生を確認したと明らかにしました。

発表によれば、障害は2020年11月10日より発生しており、原因は外部の第三者による不正アクセスによるものである可能性あるとのこと。

このため、同社は外部からのアクセスを制限し、社内ネットワークの稼働を見合わせるなどの措置を講じていると説明しています。

メール連絡などに支障が生じる

朝日インテック株式会社によると、不正アクセスへの対策としてネットワークの稼働制限を実施した影響で、同社では現在、メールでの連絡が双方向にて使用できない状態に陥っているとしています。このため、同社では緊急の連絡については、電話での対処を実施していくとのことです。

なお、同社によれば記事発表時点で不正アクセスに伴う情報流出などは確認されていないとのこと。同社は現時点において攻撃を受けた原因などを明らかにしていませんが、今後も調査を続け、詳細が判明次第公表する方針を示しています。

参照不正アクセスによる IT システム障害発生に関するお知らせ


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