大船渡市で個人特定につながる情報を掲載した資料など9件を誤公開|サイバーセキュリティ.com

大船渡市で個人特定につながる情報を掲載した資料など9件を誤公開



画像:大船渡市役所より引用
岩手県大船渡市は2020年7月2日、同市の選挙管理委員会がウェブサイト公開した資料について、資料の一部について個人情報に繋がる可能性のある情報が閲覧可能な状態で公表されていたと明らかにしました。
同市によれば、問題の資料は市が2018年~2019年にかけて公開した、議案資料や議事録など合計36件の資料のうち、市民向けに告示していないもの9件です。
大船渡市ではいずれも資料の個人情報部分を隠すために黒塗り措置を施したPDFファイルとして公開していましたが、これを閲覧した市民から「ある特定の手法で解除できる」と指摘を受け確認したところ、流出が発覚したと説明しています。

ダブルチェックで流出抑制

大船渡市は今回のインシデントの原因を職員による誤掲載と判断しており、今後の再発防止策として複数人によるダブルチェックの徹底を発表しました。該当資料については、既にホームページから削除を実施したとのこと。
また、掲載対象となった9件の資料についても詳細を公開。謝罪を表明しています。
 

対象資料 議案資料や議事録などのうち市民向けに告示していないもの
期間 2018年11月~2019年11月
件数 合計9件
内訳 氏名、生年月日、本籍など

 
 
参照市ホームページにおける選挙管理委員会の不適正な情報の取扱について/大船渡市


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