従業員が顧客情報合計48名分を誤廃棄、北星信用金庫|サイバーセキュリティ.com

従業員が顧客情報合計48名分を誤廃棄、北星信用金庫



画像:北星信用金庫より

北星信用金庫は2018年8月31日、顧客情報合計48名分を誤って紛失したことを明らかにしました。同金庫によると、個人情報の保管期間に関して、従業員の認識相違が起きたとのこと。同金庫は謝罪の意を表明すると同時に説明を行っています。

なお、紛失した書類は廃棄処分されたと見られており、流出の可能性は低いとのことです。

事案の経緯は?

北星信用金庫によると、紛失したのは同金庫が保有する情報のうち、「連絡が取れなかった顧客」の未整備情報です。

通常、情報が記載された作業表の保存期限を「未整備情報は補完完了・もしくは預金取引終了から5年」と定めていました。しかしこの従業員は、未整備・取引終了前の作業表についても「5年」と勘違い。作業表等を廃棄したものと見られています。

被害規模や再発防止策は?

今回の事案では、合計48名分の情報が紛失となりました。記載されていた情報は下記の通りです。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号

同金庫は再発防止策として、従業員教育を徹底する考えです。

参照お客様情報の紛失について/北星信用金庫


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