ノートPC盗難被害で個人情報391名分が流出か、東京大学教員が被害届提出|サイバーセキュリティ.com

ノートPC盗難被害で個人情報391名分が流出か、東京大学教員が被害届提出



画像:ノートパソコンの盗難にかかる個人情報の紛失について/東京大学より

東京大学は2018年7月26日、同大学の総合文化研究科の教員がノートパソコンの盗難被害を受けた事により、個人情報が流出した可能性を発表しました。

同大学によると、ノートパソコンには教員が担当した一部授業の受講生384名および、非常勤講師7名の個人情報が含まれていたとのこと。同大学は本人が直ちに被害届を提出した上で、関係者に謝罪を行っています。

事案の経緯は?

東京大学によると、今回の事案は2018年7月9日の学内イベント中に発生。教員が所有するカバンが盗難されたと説明しています。

カバンの中には該当のノートパソコンが入っており、内部データに個人情報が記録されていたとのこと。同大学によると、今回の発表時点では不正利用の事実は確認されていないとのこと。ただし、盗まれたノートパソコンはファイルシステムの暗号化がされておらず、セキュリティ的には脆弱な状態にあるようです。

流出した可能性のある情報は?

今回の事案で流出が懸念される個人情報は合計391件。

詳細は下記の通りです。

  1. 紛失した教員が担当した英語授業のうち、一部の授業科目の受講生:384名
    氏名
    学生証番号
    成績を記したファイル
  2. 非常勤講師:7名
    氏名
    生年月日
    住所
    連絡先等

参照ノートパソコンの盗難にかかる個人情報の紛失について/東京大学


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