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ASP

ASP(Active Server Pages)は、Microsoftが開発したサーバーサイドのスクリプトエンジンであり、動的なウェブページを生成するために使用されます。ASPは、主にVBScriptを使用してプログラムが記述され、Webサーバー(主にIIS: Internet Information Services)上で実行されます。ASPは、ユーザーからの入力に基づいてコンテンツを動的に生成し、データベースアクセスやフォーム処理、セッション管理など、さまざまな機能を提供します。ASPは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて広く使用されていましたが、現在では後継技術であるASP.NETに取って代わられています。しかし、古いシステムやレガシーアプリケーションでは依然としてASPが使用されている場合があります。セキュリティ面では、入力バリデーションの不足やセッション管理の脆弱性など、ASP特有のリスクが存在するため、注意が必要です。対策としては、ASPアプリケーションを保守する場合には、入力データのバリデーションを強化し、最新のセキュリティパッチを適用することが重要です。また、可能であれば、ASPからASP.NETへの移行を検討し、セキュリティを強化することが推奨されます。


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