委託先ランサムウェア問題で73万9,714名の個人情報漏えいを発表|公文教育研究会|サイバーセキュリティ.com

委託先ランサムウェア問題で73万9,714名の個人情報漏えいを発表|公文教育研究会



大手教育サービスの株式会社公文教育研究会(公文)は2024年8月20日、顧客向け郵送物関連業務を委託していた株式会社イセトーがランサムウェア感染し情報漏えい懸念が生じた問題について、新たにテスト受験者等73万9,714名の個人情報に漏えい懸念が確認されたと発表しました。

公文は2024年6月28日までに、イセトー社のサーバーがランサムウェアに感染したこと、サーバー内に公文の顧客向けサービス「iKUMONサイト」のユーザー4,678名の情報が記録されていたこと、対象者の個人情報が漏えいした可能性について情報を公開し、説明していました。ところが2024年8月20日、その後の継続調査により、上記漏えいとは別に学習サービスやテスト受験者等73万9,714名の個人情報や公文式指導者1万7,481名の情報について漏えい懸念が判明した、と発表しました。

公文は現在、各漏えい懸念者への対応を進めています。具体的には、2024年9月中旬に個別に文書を郵送するほか、同社が住所や電話番号の情報を取得していない一部コンテンツの利用者に向けアンケートフォームを設置しています。同社はまた、業務委託先への監督強化や取引の見直し等を実施し、再発防止に努めるとしています。

参照【お詫びとご報告】業務委託先へのランサムウェア攻撃による個人情報の漏えいについて(第三報)/株式会社公文教育研究会


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