画像:積水ハウス株式会社より引用
積水ハウス株式会社は2024年5月24日、同社の住宅オーナー向け会員制サイト「積水ハウス Net オーナーズクラブ」が外部からの不正アクセスを受け、データベースに登録されていた顧客や従業員等の情報合計約83万件について、漏えいおよび漏えい懸念が判明したと発表しました。
積水ハウスによると2024年5月21日、同社が「積水ハウス Net オーナーズクラブ」に関連するサーバー業務を委託している事業者より「アクセスが急増している」旨の連絡が入りました。同社が原因を調査したところ、「積水ハウス Net オーナーズクラブ」にて過去使用していたページにセキュリティ上の欠陥が内在し、これを利用した外部からのサイバー攻撃の痕跡が確認されました。
同社によると、不正アクセスの影響により、顧客10万8,331人や従業員等18万3,590人の情報が漏えい、さらに顧客46万4,053人の情報や従業員等7万2,194人の情報に漏えいの懸念が生じています。対象となるのは同社が取得した顧客や従業員のメールアドレスやログインID・パスワード。同社はこのため、個人情報保護委員会に報告し警察に相談し、対象となる顧客や従業員等に、不正利用等に注意するよう、個別に連絡をしています。
同社は今後、情報セキュリティを一層、強化するとともに個人情報の取り扱いの厳格化に取り組むとしています。
参照住宅オーナー様等向けの会員制サイトにサイバー攻撃を受けたことによるお客様情報等の外部漏えいについて