ジチタイワークスのサーバーが不正アクセス被害、2万912人の情報流出懸念|サイバーセキュリティ.com

ジチタイワークスのサーバーが不正アクセス被害、2万912人の情報流出懸念



画像:株式会社ホープより引用

株式会社ホープは2023年10月27日、同社の子会社である株式会社ジチタイワークスが運用するサーバーが何者可能不正アクセスを受け、複数のウェブコンテンツに障害が発生したほか、個人情報2万912人分が流出した可能性があると明らかにしました。

説明によると2023年10月23日、ジチタイワークス社のウェブコンテンツ「ジチタイワークスWEB」に突如アクセスできなくなる事態が発生しました。ジチタイワークス社がサーバー管理委託業者に調査を依頼したところ、サーバーが何者かに不正アクセスされ、データが削除されていたこと判明しました。

ホープ社によると、ジチタイワークス社では「ジチタイワークスWEB」のほか、「ジチタイワークス無料名刺」および「ジチタイワークスHA×SH(ハッシュ)」も展開していました。ところが、不正アクセスによりいずれのコンテンツも閲覧できなくなっているとのこと。同社は更にコンテンツを通して収集した個人情報20,912人分の外部流出懸念も公表しています。

ホープ社らは現在、ジチタイワークス社のコンテンツ復旧を進めている状況です。しかしながら公表時点で復旧は一部にとどまり、時間を要しています。同社は今後、再発防止に向けたセキュリティ体制を強化するとしています。

参照当社子会社のサーバーへの不正アクセスについて/株式会社ホープ


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