白川村ふるさと納税でQRコード設定ミス、利用者82名の情報が閲覧可能に|サイバーセキュリティ.com

白川村ふるさと納税でQRコード設定ミス、利用者82名の情報が閲覧可能に



画像:白川村より引用

岐阜県白川村は2023年6月26日、村が実施するふるさと納税者を対象にしたアンケート「令和5年度白川村レビューキャンペーン」ページにて誤設定があり、回答者が前年度2022年の回答者82名の個人情報を閲覧・ダウンロードできる状態にあったと明らかにしました。

説明によると2023年6月23日、制度利用者より「アンケートフォームから第三者の個人情報を閲覧できる」旨の連絡がありました。白川村が調査したところ、村が利用者に送った報告書に掲載していたアンケートフォームのQRコードが、管理者権限のあるコードになっていたと判明。結果として、QRコードを使ってアクセスした利用者が個人情報を閲覧できる状態にあったと判明しました。

白川村によると流出が懸念されるのは2022年の制度利用者のうちアンケートに回答した82名です。流出対象となるのは氏名や住所などの連絡先で、報告書を受け取った1万2,401名が閲覧できる状態にありました。

白川村は対応のため82名に謝罪し、1万2,401名に報告およびデータの削除を依頼しました。公表時点で、閲覧可能であった情報に対する不正利用等は確認されていません。白川村は今後、情報管理体制の強化とともに再発防止に務めると明かしました。

参照白川村ふるさと納税レビューキャンペーンにおける個人情報漏洩に関するお詫びについて/白川村


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