統数研のサーバーがSQLインジェクション被害、研究者のアドレス約5,500件流出か|サイバーセキュリティ.com

統数研のサーバーがSQLインジェクション被害、研究者のアドレス約5,500件流出か



画像:統計数理研究所より引用

統計数理研究所(統数研)は2023年4月3日、統数研が協同研究データベースに運用しているサーバーが外部からのSQLインジェクション攻撃を受け、過去採択された共同利用・共同研究課題に関する研究者のメールアドレス5,527件が流出した可能性があると明らかにしました。

統数研がサーバーのログを確認したところ、不正アクセスは2023年2月7日と2023年3月16日、17日にわたり発生しました。攻撃者は管理者が意図しないコードを送信するSQLインジェクションという手口でサーバー設定の不備を利用し、研究者のメールアドレスを引き出していた可能性が生じています。

統数研は判明後、被害サーバーの運用を停止しネットワークから切り離しました。現在は被害の詳細を調査している段階ですが、メールアドレス以外の情報を狙った動きは確認されていないとのこと。

なお、被害が懸念される研究者らには今後、不審メールが送信される可能性があるとのこと。不審メールは開封せず破棄するよう呼び掛けています。

参照【情報インシデント】統計数理研究所サーバに対する不正アクセスについて/統計数理研究所


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