ESRIジャパンがEmotet感染で不審電話、電話内容など手口公開|サイバーセキュリティ.com

ESRIジャパンがEmotet感染で不審電話、電話内容など手口公開



画像:ESRIジャパン株式会社より引用

ESRIジャパン株式会社は2023年3月24日までに、同社従業員のパソコンがEmotetに感染した影響で、名乗る不審メールや不審電話が確認されたと明らかにしました。

ESRIジャパン社によると、Emotetに感染したのは2023年3月8日のことで、2023年3月9日に同社従業員を名乗りWordやExcelファイルを添付する不審メールが確認されました。

ESRIジャパン社は対応のため注意喚起をしていましたが、2023年3月24日になり、再び同社実在従業員を名乗る不審メールが発生。同社が確認したところ、WordやExcelファイルに加えてOneNoteファイルを添付したり、不審な電話によるコンタクトなど、新たな手口も判明しました。

電話については、同社従業員を名乗り「請求書メールの件と称して情報を聞き出そうとするケース」が確認されているとのこと。ESRIジャパン社はこのため、メールだけでなく電話にも注意するよう呼び掛けています。

参照ESRI ジャパンを装った不審メールに関するお知らせ(続報)/ESRIジャパン株式会社

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