Emotet再始動で被害発生、エム・エス・ビルサポートで不審メール|サイバーセキュリティ.com

Emotet再始動で被害発生、エム・エス・ビルサポートで不審メール



画像:株式会社エム・エス・ビルサポートより引用

株式会社エム・エス・ビルサポートは2023年3月10日、同社が運用するパソコンの一部がEmotetに感染し、情報流出の懸念および不審メールが確認されたと明らかにしました。

説明によると、感染したパソコンのメール送受信履歴にはエム・エス・ビルサポート社従業員および取引先情報を含むものが記録されており、流出の懸念が生じているとのこと。また、同社では実在する従業員からの返信を装った不審メールも確認されました。

エム・エス・ビルサポート社では現在、感染の事実を公式ホームページで公表し注意を呼び掛けています。また、今後はセキュリティ対策を強化し再発防止に努めるとしています。

参照マルウェア(Emotet)感染による情報流出に関するお詫び、ならびに本件に伴い流出したデータを⽤いた不審メールに関する注意喚起のお願い/株式会社エム・エス・ビルサポート

危険なマルウェア「Emotet(エモテット)」とは?脅威や手口・対策まで解説
2019.11.12
近年、企業や組織を狙ったサイバー攻撃が増加する中、特に注目されているのがEmotet(エモテット)と呼ばれるマルウェアです。エモテットは、メールの添付ファイルやリンクを通じて感染を広げ、機密情報の窃取や他のマルウェアのダウンロードを行います

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