画像:和歌山県より引用
和歌山県は2022年10月、県職員による相次ぐ情報流出事案に対して緊急対策を実施すると明らかにしました。
和歌山県によると、2022年に発生した流出事案は公表時点で15件となっており、2013年以来最多を記録しているとのこと。内訳にはファックス誤送信やホームページ誤掲載などが含まれるものの、最多は電子メール誤送信で合計8件が確認されています。
和歌山県はこのため、情報流出の防止に向けた緊急対策を公表しています。
説明によると、同県では職員全体にBCC送信ルールや個人情報の取扱いに関する研修動画の閲覧およびレポート提出を求めるとのこと。さらにパソコン起動時に注意を促すメッセージを表示するほか、年度内に電子メール発信後数分間は取消可能なシステムを搭載し、流出を防止するとしています。
参照メールの誤送信による個人情報の漏えい事案等について/和歌山県
参照若手はメールのBCCに不慣れ?誤送信相次ぐ和歌山県庁、緊急研修/朝日新聞