福島イノベーションコースト構想機構が誤送信でアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

福島イノベーションコースト構想機構が誤送信でアドレス流出



画像:公益財団法人福島イノベーション・コースト構想機構より引用

公益財団法人福島イノベーション・コースト構想機構は2022年9月2日、同機構の福島廃炉マッチングサポート事務局から送信した電子メール2通についてミスが発生し、送信先企業6社のアドレスがお互いに表示される形で送信したと明らかにしました。

説明によると、同機構では事務局が使用する専用メールシステムの設計を外部委託しており、2022年8月24日~2022年8月25日にかけ、登録企業6社宛てにテストメールを含む合計2通の電子メールが送信されました。ところが、担当者は送信形式を設定する際「Bcc」とすべきところを誤って「To(宛先)」に設定し送信したことにより、登録企業6社間にてお互いのアドレスが表示される事態が発生しました。

機構は事案発覚後、登録企業6社に謝罪し誤送信メールの削除を依頼しています。

今後は専用メールシステムの仕様を変更するほか、システム設計を担当する委託事業者にて従業員に情報保護教育の実施やシステム改修時の内部確認を徹底すると発表。合わせて、機構が外部委託する業務において、委託業務の進め方も含めた管理・指導を徹底するとしています。

参照電子メールの誤送信のお知らせとお詫びについて/公益財団法人福島イノベーション・コースト構想機構


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