画像:つくばみらい市より引用
つくばみらい市は2022年8月、市立伊奈中学校が発信したオープンスクールに関する電子メールについて誤送信が発生し、学区内の4小学校に通学する児童保護者20名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。
つくばみらい市によれば、原因は伊奈中学校担当者による送信形式の指定ミスによるものです。発生日は2022年8月1日で、伊奈中学校はオープンスクールを開校するため参加を希望する保護者を3グループに分け、外部一斉メールを送信していましたが、本来アドレスを非表示にするため「BCC」で送信すべきところを「TO」で送信していたとのこと。
これにより、送信先間でお互いのメールアドレスが閲覧できる事態が発生。メールを受信した保護者から指摘を受け、事態が判明したとしています。
二次被害は確認されず、ダブルチェック実施へ
つくばみらい市によると、伊奈中学校は誤送信に対応するため、保護者らに謝罪のうえで電子メールの削除を依頼しています。
公表時点で送信先以外での個人情報の流出や不正利用など、二次被害は確認されていないとのこと。
報告を受けたつくばみらい市は事案を市内の全幼稚園や小中学校にて周知したと発表。今後は送信前のダブルチェックを実施し、再発を防止するとしています。