ZIPAIR社がフライト案内メール誤送信、94名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

ZIPAIR社がフライト案内メール誤送信、94名のアドレス流出



画像:株式会社ZIPAIR Tokyoより引用

航空会社の株式会社ZIPAIR Tokyoは2022年4月29日、同社が提供する航空便の欠航振替便の案内メールについて誤送信が発生し、対象となる乗客94名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

ZIPAIR社によれば、事案が起きたのは2022年4月28日のこと。フライト予定であったZG052便(バンコク-東京間)が事情により引き返し欠航となったため、担当者が乗客らに振替便を電子メールで案内する際、誤送信が発生しました。

説明によれば、誤送信の原因は宛先形式の入力ミスによるものです。担当職員が乗客らに一斉メールを送信する際、宛先形式を本来「BCC」とすべきであるにも関わらず「To」で送信するミスを起こしたとのこと。これにより、送信先間で他者のメールアドレスが表示される事象が発生したとしています。

確認不足が原因か

ZIPAIR社は誤送信発生後、対象となる乗客らに謝罪し、メールの削除を依頼しました。

同社によれば、流出したのはメールアドレスに限定され、住所や電話番号等の流出はないとのこと。

なお、誤送信の原因が確認作業の不備になると位置づけ、今後はダブルチェックを徹底すると発表。従業員についても情報保護教育および管理体制を強化するとしています。

参照メールアドレス流出に関するお詫びについて/株式会社ZIPAIR Tokyo


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