
画像:株式会社オリエンタル・ガード・リサーチより引用
株式会社オリエンタル・ガード・リサーチは2025年7月1日、関連会社の株式会社OGRサービスにおいて、同社が管理するファイルサーバーに対する不正アクセスが確認され、一部の取引先関係者の氏名およびメールアドレスが漏洩した可能性があることが明らかにしました。
オリエンタル・ガード・リサーチ社によると2025年6月27日、OGRサービスに所属する従業員が社内データへアクセスを試みた際、障害と見られる事象が発生しました。調査の結果、サーバー上のファイルが暗号化され、これが障害の原因となっている可能性が浮上。OGRサービス社はこのため、不正アクセスの遮断措置とネットワークの監視体制の強化を実施するとともに、被害の状況や不正アクセスの経緯について調査を進めている状況です。
オリエンタル・ガード・リサーチ社は不正アクセスの被害について、対象がファイルサーバーに限定され、基幹システムへの侵入は確認されていないとしています。漏えいが懸念される情報については、被害サーバーに格納されていた氏名やメールアドレスに留まり、他の個人情報については流出の可能性は低いとのこと。
なお、同社は個人情報保護委員会への報告を含む関係機関への対応も行い、今後も必要に応じて連携を図る方針です。また、取引先関係者に対し迷惑メールなどの二次被害の可能性に十分注意するよう呼びかけています。
参照不正アクセスによる個⼈情報流出の可能性に関するお詫びとご報告 |株式会社オリエンタル・ガード・リサーチ