
画像:クラブン株式会社より引用
クラブン株式会社は2022年3月22日、同社が運用しているウェブサーバーがランサムウェアに感染し、複数のデータが暗号化される被害が発生したと明らかにしました。
説明によれば、同社では2022年2月14日の朝、自社システムの障害が発生。専門機関に調査を依頼したところ、原因は同社を標的とした外部からのサイバー攻撃によるもので、サーバーがランサムウェアに感染し、内部データが暗号化されていると判明しました。
同社によれば、被害サーバーには取引履歴や取引先の情報、営業資料や開発資料、社員データなどが含まれていました。記事公開時点で外部流出の有無は明らかになっていませんが、同社は情報が流出した可能性があるとして、事実を公表しています。
システム復旧などは完了済
クラブン株式会社によると、攻撃は同社を標的として行われたものであり、サーバーや端末のシステムに障害が発生しています。
同社はこのため、専門機関の協力を得て、サーバーの再構築や端末の復旧を行ったとのこと。記事公開時点で調査や解析・復旧は完了しており、システムは正常に稼働している状況です。
なお、同社は被害を警察や関係各所に報告。今後はセキュリティ強化を進め、再発を防止するとしています。
参照不正アクセスによる情報流出に関するお知らせとお詫び/クラブン株式会社
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- 1.はじめに
- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
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