テスコム電機がEmotetに感染、実在人物の不審メールも|サイバーセキュリティ.com

テスコム電機がEmotetに感染、実在人物の不審メールも



画像:テスコム電機株式会社より引用

テスコム電機株式会社は2022年2月4日、同社グループ会社に所属する従業員の端末がマルウェア「Emotet(Emotet)」に感染したと明らかにしました。

テスコム社によれば、感染が発覚したのは2022年2月3日のことで、調査により同社従業員を装った不審なメールが確認されているとのこと。

Emotetは感染した端末に記録されているメールアドレスや氏名、件名等のデータを抜き出し、これを引用する形のメールを通じて、被害を拡大することで知られているマルウェアです。このため、テスコム社は被害を公表し、関係先に不審メールに注意するよう呼びかけました。

ドメインに注意するよう呼びかけ

確認された不審メールは、いずれも正規のドメインと異なるものが使用されています。

テスコム社によると、同社の正規ドメインは「*****@tescom-japan.co.jp」ですが、Emotetはこれとは異なるドメインを使用しているとのこと。

このため、テスコム社は同社従業員を名乗るメールを受信した場合、開封前にドメインの確認を行うよう呼び掛け、二次被害発生の抑止に動いています。

参照弊社を装った不審メールに関するお詫びとお知らせ/テスコム電機株式会社


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