埼玉県教育センター職員が児童の名札等写った動画を公開状態でアップロード|サイバーセキュリティ.com

埼玉県教育センター職員が児童の名札等写った動画を公開状態でアップロード



画像:埼玉県より引用

埼玉県は2021年12月6日、県総合教育センターがYoutubeにアップロードした動画の公開設定に誤りがあり、小学校の児童32名のうち16名の氏名データについて、流出の可能性があると明らかにしました。

埼玉県によると、同県では教員研修資料として県内の小学校の授業風景を撮影したデータを編集し、関係者の確認を得るためYoutubeにアップロードしていました。

ところが、アップロードを担当した職員は動画の公開設定を行う際、閲覧者を制限する「限定公開」ではなく、第三者も自由に閲覧できる「公開」設定にして掲載するミスを起こしたとのこと。さらに動画には児童16名の名札等が識別可能な状態で写りこんでいました。

職員がミスに気付き対処

埼玉県によるアップロードミスは、担当者自身が気付き報告し明らかになりました。

同県によれば、問題の動画は2021年11月28日に公開されたものですが、2021年12月1日になり職員が確認したところ、ミスの把握に至ったとのこと。現在は動画は削除されています。

なお、同県は全職員に注意を払うよう周知し、再発防止を徹底すると述べています。

参照動画配信サービスの利用による個人情報の流出について/埼玉県


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