画像:科研製薬株式会社より引用
科研製薬株式会社は2021年10月5日、同社が医療関係者向けに発信した外部一斉メールについて誤送信が発生し、同社講演会登録者693名のメールアドレスが外部流出したと明らかにしました。
科研製薬によると原因は従業員によるファイルの添付ミスによるもの。
同社従業員が2021年10月2日開催の講演会に登録した医療関係者693名に外部一斉メールを発信する際、誤って対象者らのメールアドレス等が記載されたリストファイルを誤添付したまま送信するミスを起こしたとのことです。
受信者から流出指摘され発覚
科研製薬株式会社は誤送信発生直後、ミスに気付いていませんでした。
ところがメール発信後に一部受信者から誤添付を指摘する連絡が入ったとのこと。このため、同社は事実関係を確認したうえで被害者らに個別に謝罪し、誤送信メールの削除を依頼しています。
なお、同社は誤送信の原因をチェック体制の不備と位置づけ、今後は再発防止策の再検討および情報管理体制の強化等を進めると説明しています。