市立高校で教員2名が誤送信、オープンスクール申込者らのアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

市立高校で教員2名が誤送信、オープンスクール申込者らのアドレス流出



画像:静岡市立清水桜が丘高等学校より引用

静岡県の静岡市立清水桜が丘高等学校は2021年9月26日、同校が2021年10月に開催を予定しているオープンスクールの参加受付メールについて誤送信が発生し、申込者のメールアドレスが別の申込者にも表示されたと明らかにしました。

発表によると同校では2021年9月25日より、オープンスクールの参加申し込みをウェブフォームより受付けていました。申込者らのデータは1日100件まで自動返信する仕組みになっていたため誤送信は想定されていませんでしたが、自動返信対応可能数を大幅に上回る522件の申し込みがあったため、同校所属の教員2名が30件~40件単位での外部一斉メールでの返信対応を取ったとのこと。

ところが、この返信作業は手動で行うものであったため、送信形式の指定ミスが発生。本来は外部一斉メールを送信する際、お互いのメールアドレスが表示されない形式にすべきところを、誤って表示される形式を指定し送信したため、送信先間での流出が発生したとしています。

チェック体制懈怠で流出

清水桜が丘高等学校は誤送信の原因は教員らのチェック体制の懈怠としています。

同校によると、送信業務を担当した教員2名は外部一斉メールを送信する際に求められていた、複数職員での送信前チェックを怠っていたとのこと。これにより寄せられた522件の申し込みメールのうち自動返信分100件を除く、422件のアドレスが流出が判明したと説明。

ただし、記事発表時点で流出情報の悪用は確認されておらず、今後は再発防止に努めるとしています。

参照オープンスクールの9月25日(土)のメールについて(お詫び)/静岡市立清水桜が丘高等学校

参照メアド422件漏洩 担当者チェック怠り表示したまま送信 静岡市立清水桜が丘高校/Yahoo Japan


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