画像:株式会社阿部長商店より引用
株式会社阿部長商店は2021年8月30日、同社の基幹ネットワーク上の端末がランサムウェアに感染した影響で、同社のサーバーおよび端末に記録されていたデータが暗号化される事態が発生したと明らかにしました。
発表によると、不正アクセスが発生したのは2021年8月10日のことで、暗号化被害にあったデータのなかには、業務関連データおよび顧客・社員情報などが含まれていたとのこと。
このため、同社は招聘した外部専門家の助言のもとに、サーバーへの外部アクセスの遮断を決定。さらに対策本部を設置し、外部専門家や弁護士協力のもと、復旧を進めていくとしています。
個人情報流出は継続調査、判明次第公表か
株式会社阿部長商店は現在、流出が懸念される個人情報の詳細を明らかにするため、現在も調査を継続しています。記事発表時点で詳細は明らかにされていませんが、今後新たな情報が判明次第、報告するとしています。
なお、業務データについては暗号化被害により業務への支障が懸念される状況でしたが、現在復旧に努めており、セキュリティ強化施策を実施の上で継続しているとのことです。