尾道市立美術館、発送遅延メールを誤送信しアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

尾道市立美術館、発送遅延メールを誤送信しアドレス流出



画像:尾道市立美術館より引用

※本ニュース記事の日付が誤っておりました。正しくは2020年8月5日です。訂正しお詫びいたします。(2021年8月18日)

広島県尾道市の「尾道市立美術館」は2020年8月5日、同館に所属する担当者がミュージアムショップの商品発送メールを誤送信し、対象者のアドレスが流出したと発表しました。

尾道市立美術館によるとミュージアムショップにて扱っている商品を予定時期に発送することが困難な事象が発生したため、担当者は商品を購入したユーザーらに向けて発送遅延の連絡メールを外部一斉形式で発信しました。ところが電子メールを送信する際、同報者間でアドレスが表示されてしまう「TO」欄に入力したまま送信処理をしたとのこと。

これにより送信先となった購入者間でお互いのアドレスが表示する事態が発生。担当者がメール送信直後ミスに気付いたことにより、事態が明らかになったとしています。

誤送信メールの削除を依頼し対応

尾道市立美術館は誤送信発生後、流出先となった購入者らに連絡を取り謝罪とメールの削除を依頼しました。

また、原因が担当者の確認不足にあることから、今後は外部メールを送信する際に複数の職員で内容確認を進めると発表。再発を防止する旨、発表しました。

参照【お詫び】メールの誤配信について


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