画像:CROCO株式会社より引用
クラウドソーシング関連サービスなどを提供するCROCO株式会社は2021年3月16日、同社が配信したメールマガジンにおいて誤送信が発生し、メールマガジン登録者2,752人のメールアドレスが外部流出したと明らかにしました。
発表によると同社は2021年3月15日、メルマガ登録者に向けて外部一斉形式での電子メールを発信しました。ところが、メールマガジン配信時の作業において、本来、本文を設定すべき場所にメルマガ登録者のアドレスリストを設定したまま送信する事象が発生。
これにより、リストに記載されていた一部登録者のメールアドレス2,752件が、配信先2万1,757通のメールの宛先に送られてしまい、情報が流出したとしています。
人為的なミスによる流出
CROCO株式会社は今回の誤送信を、「人為的なミス」によるものと位置づけています。誤送信の原因となった情報項目の入力ミスが、人為的な要因により引き起こされたとのこと。
このため、再発防止策としては、配信オペレーションを見直し複数名が関与する体制に切り替えるほか、自動的な表記判定を加えるようシステムを改修し、送信前チェック体制を強化すると発表しています。
なお、同社は記事発表時点で流出対象者に謝罪し、誤送信メールの削除を要請しています。